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健康経営|Z世代の“働く意味”はどこにある?

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2025.07.30

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健康経営|Z世代の“働く意味”はどこにある?

「仕事は生活の糧」だけではなく「人生の自己表現」。
Z世代にとって、働くことは単なる生計のための手段だけでなく、自分らしさを表現したり、可能性を発揮するための舞台のようです。今日は人事として、“離職”という結果だけではなく、そこに至るまでの価値観の違いを見ていきましょう。

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Z世代が職場に求める「働く意味」とは

 

  1. “意味ある仕事”を通じた貢献感

Z世代は、「この業務が誰かの役に立っている」という実感を重視するようです。事務系業務においても、日々の作業が社内外に与える影響や意義を見える化することで、仕事への納得感を高めてもらいましょう。

特に男性は、「生活費のため」だけでなく、「将来自分自身がやりたい夢のため」「社会に貢献していると実感を得るため」と考える人が一定数いるという調査結果がでており、仕事自体に意義を求めていると考えられます。

例:経理部門では「正確な支払い処理が取引先との信頼構築につながっている」という視点を共有する。人事総務では「採用書類のミスなく処理できたことで、応募者の第一印象が良くなった」などの貢献を示す。

社内メールや社内報などを活用して「見えにくい業務の社会的価値」を継続的に伝えることで、Z世代の離職リスクが低減できるのではないでしょうか。

Z世代社会人の“働く”ことに対する価値観を調査!職場や仕事に求めることや今後のキャリアアップへの取り組みを解説 – 株式会社マイナビ│マーケティング・広報ラボ

 

 

  1. “自己成長”の実感と自己決定感

Z世代は固定されたキャリアパスより、自分のペースで成長できる環境を求めているようです。

株式会社SHIBUYA109エンタテイメントのZ世代のキャリア観に関する調査(2024年1月時点)では、仕事と成長に関して、「自分の市場価値をあげたい」と考えているZ世代は75.1% (男性71.5%、女性77.5%)。一方、「自分のペースで成長したい」という回答は80.1%(男性74.5%、女性83.8%)となり、「誰よりも早く成長したい」という回答の49.1%(男性54.1%、女性45.9%)と大きな差が生じています。

Z世代は、一律の研修だけでなく、個別のフィードバックや挑戦機会の提示が効果的なようです。例えば、人事制度に「自己申告制のプロジェクト参加枠」や「自主選択型の学習支援」を取り入れると、意欲を引き出しやすくなるのではないでしょうか。

Z世代のキャリア観に関する意識調査 | SHIBUYA109 lab.

 

 

ここまで、Z世代の“働く意味”について考えてきました。
皆さんの会社では、寄り添った施策を、実施できていますか?
彼らが“ここの会社で働き続けたい”と思える環境とは何なのか、人事としてZ世代の価値感も踏まえながら制作を考えて行きたいですね。

 

 

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